先日宮城県仙台市にいく機会がありました。
同じ日本でありながらメディアで報道されなくなるにつれ大震災の記憶から薄れ始めているかもしれませんが、甚大な被害があった沿岸部はまだまだ震災当時の状態で時が止まっているかのようでした。
10月に石巻の皆様や東松島の皆様に納豆ローションを支援させていただく事が出来ましたが、現地のボランティアの方にお話をおうかがいして支援の現状の難しさも知りました。これから支援活動に関して私たちに何が出来るのかを考えながら、目を向け続けていかなければならないと痛感しました。
この東北大震災は私たちの価値観を大きく変えてくれた出来事でした。結婚する方も増えたそうですし、家族や人との絆の大切さをあらためて感じたという方がとても多かったように思います。
ブータン国王が最近来日して「幸福度」という言葉を耳にするようになりましたが、ブータン国は「心の成熟」を最も大切にし、豊かな自然、足ることを知る食生活、そして家族や友人に囲まれての生活をなにより大事に感謝して生活する国民のようです。まさに互いに助け合える心の豊かさが求められる時代になるかもしれません。
役員 鈴木
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