折り紙ブローチ

先日、各駅停車の常磐線に乗っていわき駅まで行ってきました

目的地は鳴子温泉で、いわきからバスに乗り継いで仙台まで行き
そこから友人の車で鳴子へというコースです。

たまにはのんびりと各駅停車に乗っての旅もいいもので、（実は乗り継ぎの関係でこの時間しかなかったという訳です）ゆっくりと通り過ぎてゆく周りの景色もそうですが、車内にも様々な光景があり、制服姿の高校生を見ていると、どこの高校なんだろうとか、ジャージ姿を見ると何部で今日は試合でもあるのかな？など・・・・・
また一人で乗っているサラリーマン・ＯＬ風の人たちは、殆どといってもいいほど、下車すんぜんまで携帯ＴＥＬやスマートホンを操作しているという感じでした。

そんななかで、ひときわ目を奪われたのは斜め向かいに座っている青年でした。
彼は、黒のアッタシュケースを横に置き、膝の上のファイルを台にしてひたすら折り紙でバラの花を折ってブローチを作っているのです alt="" />その手さばきが素晴らしく、あっという間に葉付きのバラが出来上がっていくのです。
1つ出来ると、足元の袋に入れおもむろにケースから折り紙を取り出し又折っていくわけですよ。
ケースの中に何が入っているんだろうと興味津々だったので見ていたら、折り紙がぎっしり入っていました。
あまりに、キレイなのでブログで紹介したいので、写真を撮らせてほしいとお願いしてみたら
快くＯＫ頂き、バラの花と他の作品を下さいました。。

彼は、普段は会社勤めなので土日の休みの時にボランティアで、子供たちの集まるイベントに参加して折り紙の折り方を教えたり、作った作品をプレゼントしているそうです。

ほんの少ししかお話し伺えなかったのですが、心温まる青年との出会いが嬉しい充実した
旅の始まりとなりました。

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