夜の雑木林

 小さい頃、虫採りに夢中になっていた夏休み、懐かしいですね～。

この前お店で　「カブトムシ、オス・メスセット」が　500円　で売っていました。

今では、昆虫も買って楽しむものになてしまったんですね。悲しいです。

この話を会社ですると、ある社員さんが、家の近くの雑木林に採りきれない程沢山いると言うのです。

ちょっと信じられない話ではありましたが、夜１０時頃確認に行って見ました。

車を止め、雑木林の中へ入ろうとすると、何やら頭の上の方で「カサカサ」と音がするではありませんか。

懐中電灯で辺りを照らしてみると、「おっ、おー、すっ、すげー！！」と思わず声を荒げてしまいました。

 
 

樹液が出ているのでしょうか、一本の木にカブトムシが沢山群がっています。

ちょっと奥に足を進めてみると、違う木にもいっぱいのカブトムシです。

さすがに、これだけ自然なままのカブトムシは、小さい頃の記憶でも覚えがありませんでした。

いろいろ見てみると、カブトムシは沢山いるのですが、クワガタはいませんね～。ちょっと残念です。

子供だったら、大喜びで虫かごへというところですが、もういい大人なので、見て触って大満足です。

最後に写真を撮っているとスズメバチが・・・身の危険を感じ慌てて退散しました。

住宅も立ち並ぶちょっとした雑木林ですが、身近にこんな秘密の場所があるとは！！教えてあげたいような、教えたくないようなちょっと複雑な気持ちになりました。

教えてくれた方には感謝です。子供がいたらぜひ連れて来たいですね。それまでこの雑木林があることを願わずにはいられません。

貴重な自然が開発でなくならないことを祈ります。

ひで